低カロリーなえびはダイエット食におすすめだけど食べ過ぎ注意。糖質も紹介

2021年3月29日

えびはダイエットの時におすすめな食材なのをご存じでしょうか。

たしかに、えびは低カロリーでダイエット時にいくら食べてもいいと思われがちです。

しかし、えびばかりを調子に乗って食べると健康面でよくありません。

そこで、今回は、ダイエット時に最適な魚介、えびとはどんな魚介なのか、えびカロリーと糖質、摂取できる栄養素と健康的にかつダイエット時に食べる時のコツや、おすすめのえび料理も紹介していきます。

えび カロリー 脂質

えびの種類

えびの種類でも代表格は、ブラックタイガー、バナエイえび、車えび、ブドウえび、伊勢えび、有明えび等が有名ですが、実際にえびの種類は数千いるといわれ、実際は約50種類程度が食用らしいです。

ただ、すべてのえびの種類でカロリーを調べるにはきりがないので、わかる範囲で
えびのカロリーを紹介していきます。

えびのチリソース カロリー

えびのカロリー

それではえびの中でも代表的な種類ごとでカロリーを調べました。
分量は100g(生)あたりの大まかなカロリーです。

・バナメえび (養殖、生)・・・90kcal
・ブラックタイガー ・・・82kcal
・甘えび ・・・92kcal
・ボタンえび・・・87kcal
・ブドウえび・・・98kcal
・伊勢えび ・・・90kcal
・車えび ・・・98kcal

こうしてみると、お察しの通りではありますが、
えびは基本的にイカやタコと同じくらい低カロリーです。

本当にイメージだけになりますが、甘えびってカロリー若干高そうに思いますが、
そうでもなくて低いです。

それではえびの糖質も調べてみます。

えびの糖質

それではえびのカロリーと同じように
各種類ごとでえびの糖質量も調べました。

分量は100gあたりのカロリーです。

・バナメイえび ・・・0.7g
・ブラックタイガー ・・・0.3g
・あまえび ・・・0.1g
・大正えび ・・・0.2g
・ボタンえび・・・0.1g
・いせえび ・・・0g
・くるまえび ・・・0g

なんと、伊勢えびと車えびは糖質0。

他のえびも本当に低脂質で、
これならダイエット中にえびを食べるのはおすすめといえます。

しかし実は食べ過ぎはよくないんです。

理由は次項で説明します。

 

えびで摂取できる栄養価

えびはタンパク質が豊富で100あたりおよそ21g程度含まれています。

一般的に男性で60g、女性で50gが1日の摂取推奨量ですが、
えび100g程度で1日の3分の1摂取できると思うと、かなりの高たんぱく質な事がわかります。

しかししかし、たんぱく質だけでなく、
えびを食べると以下の有用な栄養素もとる事ができます。

貝レベルのタウリンが摂れる

えび100gでおよそ200mgのタウリンが摂れます。
これは1日に摂取したい半分くらいを摂取できるので、
肝臓が気になる人、疲労回復の効果、高血圧や動脈硬化の予防はもちろん、
髪のツヤが気になる人にもおすすめ。

アスタキサンチンが摂れる

えび特有の栄養素の一つ「アスタキサンチン」は
アンチエイジング効果、内臓脂肪の減少、疲労回復に役立ちます。

えび100gでおよそ2.8mgのアスタキサンチンが摂れ、
1日に必要な量の半分を摂取できます。

その他の栄養素

えびに含まれているビタミンの中でも多いのがビタミンEで、
ビタミンEは生活習慣病を予防する抗酸化作用があります。

その他、えびの殻からカルシウムなども摂れるので
えびを殻ごと食べる事で、若返りの効果も期待できます。

えびの栄養素ビタミンE

ただしえびはプリン体が多いので注意

えびは低糖質・低脂質・低カロリーですが、実はプリン体が多い食材です。
プリン体は1日400mgを摂取する事が目安ですが、
えびは100g中で大体200mg含まれています。

なのでえびばかり食べ過ぎると痛風をはじめ体によくありません。

えびはプリン体が多いので注意して食べる事が重要で、
ダイエット時はもちろんですが、健康維持のためにも、えびは1日100g程度を目安に食べるとして
他の魚や貝とセットで食べるべき食材なのも覚えておきましょう。

ダイエット時にオススメなえびの食べ方

それではダイエット時におすすめのえびの食べ方を紹介します。

それはずばり

えびを素揚げして皮ごと食べる事です。

なぜならえびの殻にはキチン・キトサンが含まれており、
キチン・キトサンは脂肪を吸着して体外排出する働きがあるため、
ダイエット時に効果的なんです。

ダイエット時に素揚げにするというと
反対に太ると思われがちですがしっかり高温にして揚げて
しっかり油を切って食べれば大丈夫です。

(後述しますがえびは食べ過ぎがよくないので少量を揚げて食べてください。)

それと、えびの殻は胃腸が悪い時は消化によくないので、
食べないほうがいいです。

甘えびの素揚げ カロリー
※ダイエット中は写真のような甘えびの素揚げと他の魚介で刺身がおすすめです。

※他にもえびのお寿司、ゆでたえびのサラダもおすすめ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

えびは「低カロリーで低糖質だからいくら食べてもいい!」という
イメージの方も多かったのではないでしょうか。

しかし、えびには残念ながらプリン体が多く、
食べ過ぎるとダイエットどころか健康維持にも良くありません。

なのでえびを美味しくいただくには、他の魚介や貝、
野菜やお肉と共に楽しんだほうがいいでしょう。

(筆者はえびをスーパーの1パック21匹一気に
串カツにして食べたりする事がありますが1年2回くらいにしてます。汗)

えびの串カツカロリー

ぜひ、参考にして頂ければ幸いです。